てんぷら近藤でランチコース念願のさつまいも!

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今や世界中からお客さんが足を運ぶ、ミシュランの常連店、銀座「てんぷら近藤」。

2ヶ月前から予約してようやく足を運ぶことが出来ましたので、その感動をシェアしたいと思います。

てんぷら近藤至極のランチコース

てんぷら近藤ランチのおしながき

ランチは全4種類に分かれています。

  • 菫コース6,500円
    (海老2、魚3、野菜4、御飯、香物、赤だし、果物)
  • 椿コース8,500円
    (海老2、魚3、野菜5、かき揚げ、御飯(御飯天丼天茶の内1つ)、香物、赤だし、果物)
  • お好み(お好みで選択)
  • おまかせ(その日のおすすめ食材で提供)

 

今回は贅沢に椿のコースにしました!もちろん追加でさつまいものオーダーも…!

季節限定のさつまいも

てんぷら近藤の代名詞となっているさつまいもは、丸ごと1本を低温で30分かけて丁寧に揚げられます。

厚さはなんど10センチ!ホクホクとした焼きいも並みに食べ応えがあると評判です。


てんぷら近藤の近藤文夫氏

店主の近藤文夫さんは神田駿河台にある「山の上ホテル」の「てんぷらと和食 山の上」で料理長を21年間務めたお方です。

野菜の天ぷらを始めた第一人者と言っても過言ではありません。

というのも、もともと江戸前の天ぷらは魚介が中心で、野菜は「邪道」とされていました。

また、てんぷら近藤の天ぷらのように素材本来の味を生かすため薄い衣で揚げた軽やかな天ぷらもかつてはなかった斬新なもの。

常に努力を惜しまずに職人技を磨き上げ、革新的な技術と視点を持ち、様々な常識を塗り替えてきた、それが近藤文夫さんなのです。

天ぷら近藤至極のランチスタート!

店内の席はすべてカウンター。入り口近くのスペースと奥のスペースに分かれており、近藤氏は入り口近くのカウンターにいらっしゃいます。

各回時間が決まっているので近藤氏のあげる天ぷらを食べたければ早めに行ってください。

私はちょうどに行ってしまったので奥のカウンターでした…(次は絶対早くぞおおお)

最初にでてきたのはエビの頭。

エビの身からじゃないんだと驚きながらも、一口。

乾杯のビールに合うなんてもんじゃない…この時点で来てよかったと思いました。お塩とおつゆで1つずついただきました。

続いて出てきた海老の天ぷら。うわっなにこれ、さっきまで生きてたやつ揚げたの?というほどのプリプリ加減。

新鮮なエビを活かし高温でさっと挙げているため芯は絶妙に半生なのです。新しい~。

すだちやお塩、大根おろしは無くなるとすぐに追加してくれますし、もちろんお皿の上の紙もさっと交換してくれます。

お次は大きくて太いアスパラ!

なんて鮮やかな緑色なの!ジューシーでとっても甘い。アスパラってこんなにおいしかったっけ。

続いてれんこん。レンコンの天ぷらって美味しいよなあ~。さくさくなのにもっちりしてるなんなのこの最高な食感は。

これぞ江戸前天ぷらキスが来ました。キスってお店によってすごく重たいところがあるけどここのキスはふわっふわでとっても軽やか。

お次は秋の味覚、栗!栗の天ぷらなんてはじめて食べるよ~…!甘―い!!!幸せの味がする。

巨大なしいたけ。しいたけの肉汁が口の中であふれ出すこの贅沢な感じ。

小さいころ、椎茸が大の苦手で食べられなかったのを思い出しました。あの頃の自分にこれ食べさせたい。同じ素材でもこんなに味が変わるのだよと伝えたい。

2種目のお魚、めごち。めごちって初めて食べたけれどもこれも「これぞ江戸前天ぷら」の一品なのね。肉厚で美味しかったなあ。。

なんだろう、これ。と思ったこの品は小玉ねぎ。

エビに続き芯の方はほぼ生なので、外側の方と中のほうで食感が微妙に違う。外はホクホクで甘く、中はしゃきしゃきでわずかに絡みの効いた一品。

お魚さいごはアナゴさん。言うことなし。言うまでもなし。うまし。

さてお待ちかね!!!追加で頼んでいたてんぷら近藤名物さつまいも!!!

この日は4人で行ったので1本を4つにカットして頂きました。それでも、それでもでかい!これが30分じっくり揚げたさつまいもかあ~。食べるのがもったいない。。

いざ!4人が顔を見合わせる。これは本当に頼んでよかった。

さつまいもって最近ねっとり系が流行ってきていて危うくそちらの波に飲み込まれそうになっていたけど、断然このほくほく系だわ。と、納得の一品。

天ぷらが終わり正直かなりおなか一杯、次御飯かあ…

う、う、う、うまそうやないかー!!!!

え、全然いける!お腹はちきれそうだけど全然食べれちゃう!

選べる3種の御飯は迷わずこの天茶にしました。芝海老と小柱のかき揚げにほうじ茶とお出汁が香る締めの御飯。最後まで笑顔が止まりませんでした。

ランチの椿コース4名分と追加のさつまいも、ビールとかなり進んだ日本酒(笑)。しめてお会計は43,092円でした!

今回は日ごろの両親への感謝を込めて夫と4人で伺ったのですが、てんぷら近藤に行きたいと初めに言ったのは両親でしたので満足そうな表情にとっても嬉しくなりました。

次は近藤さん側のカウンターを狙ってまたみんなで行きたいと思います。

てんぷら近藤へのアクセス

 

てんぷら近藤

住所:東京都中央区銀座5−5−13坂口ビル 9F
電話:03-5568-0923
営業時間:
昼12:00~/13:30~の二部制
夜17:00~/18:00~/19:00~/20:00~(4つの開始時間でいずれも2時間制)

 

前述の通り、予約の電話を入れた時点で土日は2か月後までいっぱいでした。キャンセル待ちでさえ1か月後という人気ぶり。

キャンセル待ち予約と2か月後の予約、どちらも入れてくださるのがありがたかったです。またもしキャンセルが出た場合はお電話してくれるという丁寧ぶり。

結局キャンセルがなく2か月後に行くことになりましたが、運が良ければ1か月後でも行けるかもしれません。

みなさんも東京銀座のてんぷら近藤で是非至極の天ぷらを味わってみてください!

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