天ぷら食って蕎麦で〆る。日本橋蕎の字で頂く格別天ぷら!

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両親の誘いを受け、予約がなかなか取れないという、人形町にある「天ぷら食って蕎麦で〆る。蕎の字(そのじ)」さんへ。

食べログの評価はなんと3.97!平日の昼にも関わらず約一ヶ月前から予約して、なんとか予約が取れたそう。休日だと二ヶ月は覚悟した方がいいかもしれません…!

今まで食べた天ぷらの中で文句なしの1位です。心から感動した蕎の字さんレポを記します!!


日本橋蕎の字へのアクセス

天ぷら食って、蕎麦で〆る。日本橋 蕎の字

住所:東京都中央区日本橋人形町2丁目-22-11
電話番号:03-5643-1566
アクセス:
東京メトロ(日比谷線・浅草線)人形町駅 A1出口から明治座方向徒歩1分
東京メトロ(半蔵門線)水天宮前駅から徒歩2分
営業時間:
【昼の部】11:45・12:00 14:00閉店
【夜の部】18:00・18:30・19:00 21:00閉店
※キャンセルポリシー
前日から100%のキャンセル料が発生します。

日本橋蕎の字のメニュー

今回は昼の部の11:45の回を予約しました。

お時間ぴったりにお店はオープンします。夏の暑い日なのにかなり早めに行ってしまい、汗だくになりました…(次は時間通りに行こう。。)

お店に入ると約10席ほどのカウンター席が。その日のメニューは写真左側にある木札に記されています。

メニューは昼も夜もお任せのみ。

蕎の字さんのHPには7,900円・10,900円と書いてありましたが、お会計はこちらのお品書きにある金額でした…!

地下にワイン室もあるようで、ワインリストもありました。

暑いのでもちろんまずはビールで乾杯!

瓶ビールを注文すると、出てきたのはハートランドビール。洒落てますね〜。両親と私で2本頂きました。すっきりしていて軽めのビール。

これから出てくる天ぷらを食べる前にお腹が膨れないようにという配慮でしょうか…

日本橋蕎の字で頂く格別天ぷら

最初に出てきたのは蕎麦の実の先付け。なめことミョウガでさっぱりと。

蕎麦の実は初めて食べましたが、食感が良く、優しいお味でとても美味でした。

先付けと一緒に出てきたのは蜆と蕎麦つゆのお出汁。旨味が凝縮されたスープでした。

さて、早々とビールを飲みきってしまいましたので、お次は冷酒へ。

父が指差している重兵衛というお酒を頂きました。(いや、父の手の黒さよ笑)

実は蕎の字さん、もともとご主人の故郷静岡の島田でお店をやっていたそうで、日本橋には2016年10月から来られたそうです。

この重兵衛というお酒は、そんな静岡県島田にある大村屋酒造さんの日本酒。天ぷらにも蕎麦にも合う、しっかりとしたお味のお酒でした。(美味しくて結局3合飲んでしまいました…)

さていよいよ天ぷらスタートです!!木札に書かれたお品を上段右から順に堪能します。お酒だけでなく天種のほとんどがご主人の故郷静岡産のものだそうです。

まずは車えびから…!!衣は薄めで油切れが良く、サクサク!中はぷりっぷり。1本目はお塩で。

2本目は天つゆで頂きました。二度美味しい…!

お次はエビの頭。

大根おろしと一緒に。サクサク、ペロリ。

お次のキスはフワッフワ!スダチをかけてお塩で頂きました。

続いて本日の地魚として出てきたのは駿河湾のまごち。

食感は鶏肉のようにプリプリ!言われなければお魚だと分からないほどです(笑)左側は味付きでそのまま、もう一つはお塩で。

お次は粗挽きの蕎麦がきを蕎麦つゆで。なんて日本酒に合うんでしょう!!!

続いて二種類のお茄子。

左は徳川家康の時代からある品種のお茄子。右は比較的新しい品種のものだそうです。

実際に二種類の茄子を見せてくださいました。

左の小さい方が古くからある品種。大きい方が新しいものです。小さい方のお茄子はさっぱりとしたお味。大きい方は甘くてジューシーでした!

お次は島田人参。

ご主人曰く、静岡県は野菜の種類が日本一(?)と言われているそうですが、商売っ気が薄く、ほぼ地産地消なのだそうです。

なので美味しい野菜が沢山あるのに、東京まで出回らないものが多く、このお店では、そんな静岡の野菜を農家直送で取り寄せ、天種としているそうです。

この島田人参、今まで食べた人参の中で一番甘い、さながらスイーツのようでした。低温で10分以上じっくり揚げているそうです。

個人的にこの人参目当てで、このお店に何度も通いたいくらい衝撃でした…!

旬野菜は掛川のインゲンでした。こちらもやはり甘みを感じながらパクパク。

続いてトウモロコシ。間違いないです。もっと食べたかった(笑)

獣肉は鹿肉でした!

生でもたべれるということでかなりレアめ。臭みのない燻製された鹿肉で、口に入れるとスモーキーな香りがふわっと広がります。

続いてししとう。

たまに大当たりがあるそうですが(笑)、残念ハズレ!とっても甘くてジューシーなししとうでした。

お次は変わり種、ハマグリの天ぷら!

初体験でした。両親はこれを食べて頷きながら「今度やってみよう」と口を揃えて言っておりました。

ハマグリのもう半分は、なんと磯辺巻き!

出てきた瞬間のテンションの上がりよう!!ほんのりタレが塗られており、言うまでもなく絶品!贅沢だなぁ〜。

さてお次はアナゴ一匹!

揚げる前、さばきたてのアナゴの切り身を見せてもらいましたが、ピクピクまだ動いていました…!

揚げたて丸々一匹を、目の前のお皿に乗せていただき、ご主人がお皿の上で半分にザクッと切って下さったのですが、中からブワッと湯気が立ち上り、それはもう感動的な瞬間でした。

ぜひ映像で載せたいのですが、泣く泣く写真で。(拙い上記の表現でご想像くださいませ)

さあ、最後は桜海老のかき揚げです!サクサクじゅわ〜、ご飯に乗せてお茶漬けにしたいです。笑

他に追加されますか?とここで聞かれましたが、もう我々のお腹ははち切れる寸前。

ゆっくり出てくるので、実は木札の上段が終わったところで既に腹八分目でしたが、不思議とペロリでした。

さて最後は締めのお蕎麦です!お腹がはちきれそうなのに、するっと食べられる。絶妙な量で、コシがあって美味しかったです。

お蕎麦と一緒に出てきたこの蕎麦湯。

蕎麦湯ってあまり得意ではなかったのですが、ここの蕎麦湯は濃厚でトロトロ。胃が温かく包まれるような優しいお味でスルスル飲めました。

黄金にキラキラ輝いてますね。

最後はあんこの甘味で終わりです。一緒に出された蕎麦茶も美味しかった〜。

約二時間ほど居たのでしょうか。とっても贅沢で幸せな時間でした♪

気になるお会計

気になるお会計は三人で35,000円ほど!

少しお酒を飲みすぎた気もしますが、このボリュームでこのお値段はかなり有り難いです。

今後さらに予約が困難になる予感…!

蕎の字さんのFacebookでは女将さんが席の空き状況をアップデートしてくださっているので、要チェックです。

次はもっとお腹を空かせていこうと思います。

季節ごとにネタが変わるのも楽しみ!ああ美味しかった〜。


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