知床八景 カムイワッカ湯の滝で沢登り!アクセスや服装

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先日3泊4日の北海道旅行に行ってきました!そのうちの1日を使って道東に位置する知床へ。

知床が世界自然遺産に登録された後、観光客が著しく増加したそうですが、その昔訪れる人はほとんどおらず「最後の秘湯」と呼ばれていたカムイワッカ湯の滝
11月上旬~5月下旬は道路が閉鎖されてしまうため、夏の間にしか楽しむことのできない観光スポットなのです!
しかもその秘湯にたどり着く唯一の手段は沢登り!なんとワクワクするスポットなのでしょう。

ということで、実際に体験してきたレポを下記に記したいと思います♪

カムイワッカ湯の滝とは?

カムイワッカ湯の滝とはカムイワッカ川にかかる滝なのですが、なんとその水には活火山である知床硫黄山の中腹から涌き出る温泉が流れ込んでいるのです!
要は川全体が流れる温泉!なんて素敵な川なのでしょう(笑)

そしてそのカムイワッカ川には連続する滝があり、それぞれの滝壺が天然の露天風呂となっています。
いわゆる秘湯と呼ばれているのは一番奥にある四の滝。上流に行くに従って湯の温度が高くなるので、四の滝はまさに温泉そのもの。
ただし源泉は生物が生息出来ない強酸性なので、肌の弱い方はご注意ください。とはいえ、私も敏感肌ですが、足が浸かる程度でしたら何ら問題ありませんでした。

名前の由来はアイヌ語で神、または神のような崇高な存在という意味のkamuy(カムイ)と水の意味を表すwakka(ワッカ)だそうです。

利用可能期間とアクセス

カムイワッカ湯の滝への道路通行可能期間は6月1日~10月下旬(2018年)です。
また、8月1日~8月25日(2018年)は混雑防止のため、自家用車の乗り入れが規制され、通行はシャトルバスのみとなります。

◎車で行く場合

カーナビ機能で「カムイワッカ湯の滝」と検索してください。
ただし道路はかなり狭く、事故も多発しているようなので、運転に慣れていない方は十分にご注意ください。

駐車場はカムイワッカ湯の滝のすぐ手前にあり、20台ほど駐車可能。
駐車料金は無料です。

◎シャトルバスで行く場合(8/1-8/25のみ運行)

ウトロ温泉バスターミナル、または知床自然センターにてシャトルバスの乗車券を購入後、カムイワッカ湯の滝まで向かいます。

こちらのシャトルバスでは乗車券を購入すると、カムイワッカ湯の滝だけでなく知床五湖にも行くことが出来ます。
環境保護のため、2018年の場合、8/1-8/25の期間はマイカー規制をしており、知床五湖ーカムイワッカ湯の滝間のアクセスはシャトルバスのみ。
また知床五湖まで車で行ったのち、そこからシャトルバスへ乗り換えてカムイワッカ湯の滝まで行くこともできません。
同日にどちらも行く場合は必ず
ウトロ温泉バスターミナル、または知床自然センターからシャトルバスを利用しましょう。


出典:知床自然センター

沢登りの準備

持ち物は?

カムイワッカ湯の滝へ沢登りをするにあたって必ず必要なものは2つ。マリンシューズとタオルです。
言わずもがな濡れるので楽しんだ後、足を拭くためにタオルが必須です。
また滑りやすい川の中を歩くので、滑落防止・怪我防止のため、必ずマリンシューズを履きましょう!
最近ではナイキやアディダス、ニューバランスなど様々なブランドのものが出ていますし、水陸両用で使用できるので、まだ持っていないという方は事前に購入をお勧めします!
現地でも「すべらん靴下セット」(1000円)というものが販売されていますが、海や川遊び・潮干狩りなど今後何度も使用するなら下記画像のようなマリンシューズがベストです。

服装は?

滝壺へ入る予定であれば、膝くらいまでは濡れる可能性があるので短パンや半パンで行きましょう!
高低差があるのでスカートは絶対にお勧めしません。
入り口に仮設トイレが3基あるのでその中で着替えるのもありかと思います。
また転ぶ可能性があるので両手には何も持たないこと。持ち物はリュックや肩掛けのカバンに入れてください。
がっつり温泉を楽しみたい方は水着を持って行ってくださいね。温泉といっても自然の中にある秘湯なので間違っても全部脱がないように…

沢登りスタート!

私たちはちょうどマイカー規制の期間に行ったので、シャトルバスで現地に向かいました。
到着したらすぐに帰りのバスの時間をチェック!シャトルバスの時刻表はこちら(2018年版)
帰りのバスも到着した場所と同じ場所から出発します。

カムイワッカ湯の滝へは、バスの到着場所から歩いて10分のところ。平坦な山道をひたすら歩きます。

それにしてもいい景色。

さて、ついに入り口に到着しました!

これからこの川を上っていきます!

マリンシューズも着用し、準備万端!
入り口付近の川は少しぬるめの温度です。

意外と水圧があります…!天気も良く最高に気持ちいい〜!
急なところもあるので、注意深くゆっくり登っていきます。

いよいよ「一の滝」が!!おお〜!

現在は「一の滝」までしか行くことが出来ません。。

楽しみにしていた秘湯ですが、残念ながら現在は四の滝周辺での落石の危険があり、「一の滝」から上流部は立入禁止なのです。
直ぐそこに「二の滝」が見えているのに。。

一の滝の滝壺は、温泉といえるくらいの広さはありますが、温度は30度程度のようです。
なかなかぬるいので、肩まで浸かっている方はさすがに居ませんでした(笑)

秘湯まで行くことは叶いませんでしたが、一の滝までも結構な道のりなので、かなり楽しめます!

ただし油断は禁物。大変なのは帰りです。
見回りの方や子供たちが嘘のようにスイスイ降りて行きましたが、こちとら一歩一歩滑らないように必死です。
かなりの急勾配…!

無事、下までたどり着き、持ってきたタオルで足を拭きサンダルに履き替えて終了です!
往復の所要時間は大体30分くらいですね。

皆さんも知床に行ったらぜひ一度沢登りに挑戦してみてください!本当に貴重で楽しい体験でした♪

他にも知床の記事がございますので、宜しければこちらからどうぞ!

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