ヘアドネーションで自分の髪を送ろう!条件や送り先

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大学生の頃から、髪が伸びたら→バッサリ切るの繰り返し。この習慣のせいで「失恋したの…?」と何度言われたことか(笑)

おかげさまで結婚式も終わったので、今回もバッサリと切ることに。

行きつけの美容師さんからカットするたびに「ドネーションする?」と聞かれていましたが、「よく知らないし、何となく手続きとか面倒なのかな?」という先入観もあり、やった事がありませんでした。

最近になって、テレビで芸能人がドネーションしていたり、周りの友達がやっていたりするのを見て気になりだし、せっかくだしこの機会に調べてみるだけでも…というのが、今回ドネーションしたきっかけです。

ヘアドネーションの送り先

そもそも「ヘアドネーション」とは、その名の通り「髪の毛の寄付」という事は分かっているけど、一体どこの誰に送ればいいのか分からないですよね。

そこでひとまず検索して、単純に一番上に出てきたのがこちらの団体。

JAPAN HAIR DONATION & CHARITY(ジャーダック)

調べてみるとジャーダックさんは、下記のような活動をしていました。

一般の方に「ヘアドネーション(髪の寄付)」を募り、この髪の寄付と募金等によりフルオーダーのメディカル・ウィッグ『Onewig』(JIS規格取得)を製作し、18歳以下の子どもたちに完全無償で提供している国内唯一のNPO法人です。

脱毛症や乏毛症、小児ガンなどの治療や外傷等、何らかの事情で「頭髪に悩みを抱える子どもたち」に、ヘアドネーションによる献髪のみで作った「メディカル・ウィッグ」を無償提供することで「社会性の回復」をサポートし、子どもたちの未来を守ることを目的として設立されました。引用:ジャーダック公式HP

なるほど、ジャーダックさんは寄付された髪の毛を使って「メディカル・ウィッグ」とやらを作っているのか…!

ここでふと数年前、私の母も病気の治療で、一時的に髪の毛が抜けてしまっていた事を思い出しました。

母は友人にウィッグのお店を紹介してもらい、髪の毛が生えてくるまでウィッグを使っていたのですが、初めて付けた時は、本当に嬉しそうな表情をしていたのです。

身近にウィッグに助けられた人がいたのに、今までヘアドネーションをやっていなかったなんて。何だか少し落ち込みました。。

母が作ったウィッグも高価でしたが、通常フルオーダーの小児用ウィッグを手に入れるには、30-50万円程度かかってしまうそうです。

それがヘアドネーションであれば「完全無償で100%人毛のウィッグ」を作ることが出来る。偽善だなんだと言われようと、ヘアドネーションは素敵なことだと思いました。

さて、ドネーションするにしても、果たして私の髪は条件に合うのだろうかと調べたところ、ジャーダックさんのHPに詳しく記載がありました。

ヘアドネーションの条件

  • 31cm以上の長さがあること
  • カラー・パーマ・ブリーチヘアでもOK!
  • 完全に乾いていること

以上の三点が適しているとのことです。

ただ31cm未満でも大丈夫!

シャンプーやトリートメント剤、カラー剤の開発に不可欠な「評価毛」として、また美容師さんが練習で使う「カットマネキンの素材」として転売することで役立てているそうです。

その売上はウィッグ製作費の一部になっているとのこと…!

ヘアドネーションの流れ

ヘアドネーションは以下の流れで行います。

  1. 美容師にドネーションする旨を伝える
  2. 寄付する長さを決める
  3. 髪の毛を切る
  4. ドナーシートを記入する
  5. 返信用封筒を用意する
  6. 髪の毛を送る
  7. 受領証が届く

それでは早速この流れに沿って、ヘアドネーションしていきましょう!

美容師に伝える

まず美容師さんにヘアドネーションしたい旨を伝えます。

行きつけの美容院で出来ないようでしたら、ジャーダックさんのHPに賛同美容院一覧が載っているので、そちらをチェックしてみてくださいね。

こちらが切る前の我が髪の毛。

我ながらよく伸びました。

ちなみに天パ&細い&少ない&猫っ毛と、いろんな要素が詰まっている悩ましい髪の毛です(笑)

寄付する長さを決める

寄付する髪の長さは31cm以上必要なので、今回は35cmバッサリと切ることに!

髪の毛を切る

髪を小さい束に分けてゴムで強めに結び、結び目の1cm上をカット。

ほんの少しの湿り気も、カビや雑菌の原因になるそうなので、必ずシャンプーの前にカットをお願いしましょう。

断髪!さよなら~。

私は髪が少ないのでわずか2束…。これでも微力ながら力になればなぁ。

ドナーシートを記入

髪の毛のコンディションを確認するため、JHD&C所定のドナーシートを記入しましょう。

こちらからpdfがダウンロードできます。
ドナーシートのPDF

返信用封筒を用意

「あなたの髪の毛をJHD&Cが確かに受け取りました」という証明として、ポストカードタイプの「受領証」を受け取ることができます。

受領証をご希望の方は「返信用封筒の作り方」(PDF)をご覧のうえ、宛先を記入して切手を貼った所定の封筒を同封する必要があります。

ちなみに宛先はこちら。

〒531-0072
大阪府大阪市北区豊崎5-7-11 アベニュー中津803号室
JHD&C ヘアドネーション係
宅配便記載用電話番号 06-6147-5316

髪の毛を送る

髪の毛・ドナーシート・返信用封筒(受領証をご希望の方のみ)を1セットにして送付します。

受領証が届く

大体送付した1~2か月後でしょうか。ジャーダックさんより可愛らしい受領証が届きました。

裏面はこんな感じ!

以上がヘアドネーションの流れです。

「なんとなく面倒くさい」という先入観を持っていた自分が恥ずかしいです。やってみたら、とても簡単なプロセスでした!

次回できるのは2~3年後だと思いますが、その時もまたドネーションしようと思います。

最後に、必要ないと思いながらもせっかくなので、カット後の写真を(笑)

すっきりしました!シャンプー&ドライヤーが3分の1の時間に…!

以上、初めてのヘアドネーションレポでした!この記事が少しでも「ヘアドネーション」するきっかけになれば嬉しいです。

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