職人が作る渋い革小物、イルブセットフィレンツェ(IL BUSSETTO FIRENZE)

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街中に革製品のお店が立ち並ぶ、フィレンツェ。

せっかくなら露店やセレクトショップではなく、職人が手掛けている革製品を買いたいですよね!

今回は日本語がペラペラなご主人が営む、革小物のお店をご紹介致します!

イルブセットフィレンツェ(IL BUSSETTO FIRENZE)とは

イル・ブセットは、ジュゼッペ・ファナーラ氏が営む革小物の工房です。

フィレンツェには、古くから続くボッテーガと呼ばれる小さな工房がいくつも残されていますが、イル・ブッセットもその伝統を守る店として、現在も昔から変わらない技法を踏襲しています。

すべての工程は手作業によるもので、その丁寧で正確な作業は、有名ブランドにも支持され、なんとアルマーニ、イッセイ・ミヤケなどからもオーダーを受けているそう。

商品は丸みのあるフォルムが有名なコインケース、シガーケース、ペンケース、メガネケースなどがあり、全て数色展開。

タンニンなめし革

フィレンツェ特有の技法では、原料として100%トスカーナ産の植物タンニンなめし革を使用しており、一度濡らして柔らかくした革を、木型を使って成型します。

一枚革、あるいは複数の革を合わせており、手縫いによる縫製も、ミシンによる縫製もありません。

植物性の糊を使用し、まだ革が湿っているうちに馴染ませ完全に貼り合わせます。

天然素材による粉末の染料を使い、染色はすべて筆を使ってひとつひとつ手で染色を施します。

手染めによる方法により、製品はひとつひとつニュアンスの異なる色味となり、それぞれが一点物のアイテムとなります。

そして仕上げに、非常に重要なつや出し。

つや出しは、店の名前にもなっている「Bussetto(ブッセット)」という道具を使います。

この鉄ごてを火で加熱して、染色した革を磨き上げ、革表面の毛穴を閉じることで革自体の艶を出します。

引用:http://www.ilbussettofirenze.com/ja/lavorazione.php

実際に買ったもの

このお店では夫のお母さんにキーケースを買いました!

青いキーケースです。職人さんの手元、わかりますかね、素敵な色ですよね~!

購入する旨を伝えると、その場でフィレンツェの街のシンボルである、百合の花の紋章を刻印してくださいました!

職人の真剣なまなざし…!

商品によってイニシャルなども入れることができ、金箔あり・なしも選べるそうです。

ハンドメイドの革製品って本当味があるよなあ。

イルブセットフィレンツェ(IL BUSSETTO FIRENZE)へのアクセス

イルブセットフィレンツェ(IL BUSSETTO FIRENZE)

住所:Via Palazzuolo 136r,50123,Florence(FI),Italy
電話:(+39)055-290697
公式HP:http://www.ilbussettofirenze.com/ja/index.php
営業時間:
(月-金)9:00~13:00, 15:30~19:30
(土)9:00~13:00
(日)定休日

 

私たちは夜行ったのですが、イルブッセット周辺の道は、夜歩くと少し怖いです。

なのでこちらのお店に行く場合は、なるべく昼間に行くことをお勧めします!

商品だけでなく、日本語ペラペラなご主人もとっても素敵ですので、フィレンツェに行ったら是非訪れてみてください♪

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